舞台照明屋雑記帳 舞台に私生活に。 思ったことを書いていこうと思っています。

Date: 2007/10/16(火)   Category: 現場日記
プラハ国立歌劇場1
深夜に、図面書きです。
今回は海外からのオペラ引っ越し公演ですが、ツアーは明日から。
朝までに何とか仕込み図を仕上げようとしています。

何故前日まで書いていなっかたのか、
それはオペラハウスに何度問い合わせても、来るのは劇場オリジナルの仕込み図のみだったからです。

普段はそれでもなんとか日本公演用の図面を書いておくのですが、
今回は図面の殆どがムービング・・・。
下見に行った、主催者からはムービングは劇場の常設で今回の作品では、一般照明で大丈夫との確認はとってあるのですが、
その一般照明にどう置き換えるかの、ライティングプロットがこない。

結局、来日したスタッフと今日の夕方から、打ち合わせをして、
明日までに仕込み図を書く羽目にになりました。

繁華街の近くに泊まっているのに、コンビニ弁当を食べながら、
ホテルにこもっています。
飲みに行きたいよ〜。
などと、現実逃避をしている場合ではない。明日の夕方にはゲネプロだ。

頑張って仕事に戻ろう。
Date: 2006/04/05(水)   Category: 現場日記
オペラが終わり
仕込み開始から一月半、長かった公演も無事?終わりました。

?の訳は、、、
セットも床も真っ黒な上コーラス台や中央のリングを走り回る演出だったために転倒・階段落ちが何度か有り、1回だけですが救急車まで呼ぶことになりました。
3月31日の「子供のコンサート」にはカバーによる1幕だけ公演があったのですが、その舞台稽古でソリストが台から落ちて本番はカバーのカバーになりました。
最終日も転換中にエキストラが足をセットに挟まれて捻挫。

幸いなことに大きな怪我につながる事故は無かったのですがヒヤヒヤ物の公演でした。

私は今、大劇場からガラッと変わって恵比寿にあるテアトル・エコーの稽古場で4月9日まで芝居をやっています。
タッパもない、電源も少ない、中で一風変わった空間が出来上がりました。
詳しくはこちらまでどうぞ。
http://www.t-echo.co.jp/
Date: 2006/03/25(土)   Category: 現場日記
「東京オペラの森」いよいよ初日
色々と有った問題点はほとんど解消しましたが、若干残りました。
そして新たな問題が初日に・・・・

開演準備をしていた【ひろろ】の耳に飛び込んできたニュースは、ゲネプロ直前に来日されたオテロ役のクリフトン・フォービス氏が急な体調不良でドクターストップ、カバーのヤネス・ロートリッチ氏が出演することにな、ったとの事。
健康上の理由によりオペラ公演への出演をキャンセルされた小澤征爾さんに続き主役まで、、、
【ひろろ】は開演直後に舞台上に置いてあるスポットをバラスために客席がよく見える位置に行くのですが、その時に見えた光景は衝撃でした。
4階席中央部にいるお客さんは15人程度、3階席中央部に至っては2,3人なんです。
チケットが指揮者の変更で売れていなかったのか、主役降板でキャンセルが出たためか、とにかく東京文化会館でこんな光景は初めてでした。

とにかく本番は無事に終わったのですが、大声援の中でのカーテンコールにも異変が、
演出も斬新すぎたのか、演出家のクリスティーネ・ミーリッツさんが舞台に登場したとたんに「ブラボー」の声に「ブー」が混じり出しました。
仕込みから1ヶ月以上も頑張ってきた作品だけにちょっと寂しい初日でした。

Date: 2006/03/24(金)   Category: 現場日記
東京バレエ団「ジゼル」とテアトルエコーの稽古へ
オペラの森はゲネプロが終わった後2日間お休みで、その間に【ひろろ】は五反田での「ジゼル」につきました。
久々のバレエだ
思えばずいぶんバレエの仕事をやっていませんでした、去年のKバレエカンパニーの「くるみ割り人形」のツアーが終わって以来だった。

あるVIPの方がいらっしゃるために明かり作りを中断して客席のチェックが入ったりして本番間際がちょっとバタバタしましたが、
相変わらず斎藤友佳理さんの「ジゼル」は素晴らしかったですね。

翌日は4月に公演があるテアトルエコーに稽古を見に行って来ました。
今回は稽古場公演で二本立て、演出も役者も掛け持ちは無しなので、けいこも時間をずらして別々にやっていたので長丁場になりました。
舞台監督さんとの打ち合わせも二本分、さらに5月にも一緒に仕事をする別の劇団の打ち合わせも済ませて、帰ろうと思っていたらエコーの若手グループとばったり。
彼らの公演はずっと【ひろろ】がプランをやってきたのですが、なんでも8月に公演を企画していて今日は各スタッフに連絡を取っている所だったとか、
ちょうど良かったと、本日何本目かの打ち合わせをしてきました。
Date: 2006/03/20(月)   Category: 現場日記
「東京オペラの森」明日はゲネプロ
とうとうここまでたどり着きました、舞台稽古にもが入ってきます。
今日の稽古には、取材陣に公開されていました、客席を見るとカメラが沢山並んでいて、緊張感も高まります。
そしてゲネプロは公開になります、スタッフも希望すれば知り合いを招待できますし、客席はかなり埋まることが予想されます、ドキドキです。

なぜ客席が埋まると裏方の【ひろろ】が緊張するのか、それは
【ひろろ】出演と言っても、転換で舞台中央に置いてあるスポットをバラシに行くだけなんですが、、、、
私もそこそこキャリアを積んできているので、それくらいの転換は何度もやっています、しかし
このスポットが隠れる所も何にもないところにポツンと居るんです。
その上バラシに行くときの舞台は結構明るいんです、丸見え
実はそんなことはなく、VN 36台が眼潰しとなって客席を照らしているので見えてはいないはずなんですが、私から見るとお客さんの顔まではっきりと分かります。
根っからの裏方である【ひろろ】は明るいところに出ていくのには抵抗が有るんですね〜
しかも客席をよく見るとサイドのブロックには眼潰しが当たってないし、
「ひょっとして、あそこのお客さんからは見えてるの?」
不安だ〜 また新たなる不安材料だ〜