舞台照明屋雑記帳 舞台に私生活に。 思ったことを書いていこうと思っています。

Date: 2004/07/21(水)   Category: 現場日記
トラブル、そしてパニック
先日あるバレエの公演を
1日目 9:00〜仕込・シュート・明かり作り 18:00 リハーサル
2日目 9:00〜明かり作りの続き 12:30 ゲネプロ 17:00 本番
こんなスケジュールでやったのですが・・・

2日目の朝に劇場に行ってみると劇場の照明さんではない見慣れない人たちが調光室へ出入りしています(しかも、かなり慌てた様子でした)

劇場の照明さんに、事情を聞いてみると、なんと調光卓の不調でメーカーの方に来ていただいているとのことでした。
症状は、クロスフェーダーに、面も記憶も割り付けられなくなり、記憶のテンキーを使っての記憶操作も出来なくなってしまったようです。
前日までに、8割ほどQの入れ込みは終わっていますが、明かりとして完成しているのは、半分以下でリハーサル用に無理矢理作った明かりを、ゲネプロまでに修正していく予定だっただけに、焦りました。

メーカの方によると、12:00ぐらいまでは時間が欲しい、でも治るという保証はないと言ってました
『今日の本番大丈夫なのか〜』

そこで今回カラーチェンジャーの制御用に持ってきていたETC社の持ち込み卓でも出来るようにスタンバイを始めました。

この劇場は120CHまでなら外部卓からユニットを制御出来るのでまず、D/A(デジタル・アナログ)変換を借りに行く手はずをしつつ、
劇場の卓から昨日までのデーターを、COMOSで取り出しそれを持ち込みの2台のパソコン(WinとPC-98)で、変換作業です。

まずPC-98でCOMOSのフロッピーを読み込み、そのままCOMOSテキストに書き出し、
続いて、そのフロッピーをWinのComosProjectと言うアプリケーションで読み込みエクセルでチャンネルを120本に編集、アスキー形式で出力、それをETCのオフラインソフトで読み込んでからETC卓用にフロッピーに書き出します。

11:30にD/A変換が到着、12:00にはセットアップ完了。
何とか無事にゲネプロ・本番を終えました。

は〜、よかった。
冷や汗かきまくりの、一日でした。


おまけ

翌日の本番日、調光室でデーターの整理をしていると部屋が妙に蒸し暑くなってきたのです。
クーラーを調べてみると、電電が入っていないのです、さっきまでは涼しかったのにと思いながらスイッチを入れても反応無し、どうやら観測史上最高の今日の気温に、クーラーさんがストライキを起こしたようで、
しばらく休ませると動き出すのですが、部屋が涼しくなってきた頃になると又止まり、なだめすかして一日が過ぎました、明日も暑くなるそうで大丈夫かな??頑張れクーラーさん

この劇場には、先月も来たのですが、その時は、サスの仕込(点灯チェックも)終わりパッチの確認中にユニットのラックが丸々一つ(約80回路分)お亡くなりになり、使っていないギャラリーやステージへの回路の引き回しで大騒ぎでした。

もう古くなってきている劇場だし、入っているメーカーはすでに無くなったR○S社だし、そろそろやばいのかな、
それとも【ひろろ】の会社と相性が悪いだけ?

来月も行くので心配です。

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