舞台照明屋雑記帳 舞台に私生活に。 思ったことを書いていこうと思っています。

Date: 2006/04/10(月)   Category: 劇場
抵抗がある場所(秘密の通路)
【ひろろ】がよく行く現場の一つに、東京文化会館がありますが、ここにはあまり行きたくない場所があります。
それはシーリングに行く時に使うお客さんには内緒の通路です。

実はこの会館のシーリングに上がるには、通常フロントにある急角度の鉄階段を使うしかないのですが、
これですと機材を持って行くには不便ですし、重い物ですと危険なこともあります。
こんな時に使うのが秘密の通路です。
まず一人が鍵を持ってフロントを通ってシーリングへあがるフロアーまで行って隠し扉の鍵を開けて待っています、
機材を運ぶチームはいったん客席に出て広い普通の階段で4階サイドへ
ここからが【ひろろ】が入るのに抵抗がある場所です、客席とシーリングを隔てている扉があるのは、女子トイレなんです。

先日紹介したサイト(バレエの雑記帳 〜劇場ガイド(首都圏版)〜)でもお勧めの場所ですが実はスタッフも使っていました。

もちろん仕込み中ですから使っている人は居ないのですが、やっぱり苦手ですね。
女子トイレに入って突き当たりの鉄扉を開けるとフロントの1つ上の階に入れます。
ここの鍵は一端開けてしまうと、客入れ前まで開けたままにすることが多いので、その後もシュートやなおしの時に使っています。
苦手とはいっても、やはり便利で早い通路は貴重ですからね。
Date: 2006/04/08(土)   Category: 劇場
幕間の休憩と化粧室
バレエなど観客に女性が多い公演では、休憩時間は出演者や舞台転換の都合だけでは決められないことがよくあります。
上演時間の長さや作品の流れから短い休憩にしたいと思っても、女性用化粧室が長蛇の列では次の幕を始められませんから。

普段使う劇場は何とか時間の読みも建つのですが、ツアーに出たりしますと劇場ごとにトイレの数が違うので
【ひろろ】がよく行く現場では、その劇場で普段一番混んでいるトイレを演出部の人間がトランシーバーを持って、監視しています。

女性用トイレの数が少なくてどうしても休憩が長くなりすぎてしまいそうな所は、男性用トイレの一部を女性用に解放して急場をしのぐことも有りますね。

また、ある劇場はトイレを洗浄機付きに改装したところ、トイレの行列がなかなか解消しなくなり困っているという話を聞きました。
一方、別の劇場は思い切って化粧室から鏡を外したところ行列が短くなったそうです。
やっぱり皆さんおめかししてくるからかな〜

そうそう、よくバレエを上演している劇場の客席や女性用トイレ対策の情報を載せてくれているサイトを見つけました。
管理者の方もバレエファンの女性ですが、やっぱり切実な問題なのでしょうね。
ここだよ殮
バレエの雑記帳 〜劇場ガイド(首都圏版)〜
Date: 2006/04/05(水)   Category: 現場日記
オペラが終わり
仕込み開始から一月半、長かった公演も無事?終わりました。

?の訳は、、、
セットも床も真っ黒な上コーラス台や中央のリングを走り回る演出だったために転倒・階段落ちが何度か有り、1回だけですが救急車まで呼ぶことになりました。
3月31日の「子供のコンサート」にはカバーによる1幕だけ公演があったのですが、その舞台稽古でソリストが台から落ちて本番はカバーのカバーになりました。
最終日も転換中にエキストラが足をセットに挟まれて捻挫。

幸いなことに大きな怪我につながる事故は無かったのですがヒヤヒヤ物の公演でした。

私は今、大劇場からガラッと変わって恵比寿にあるテアトル・エコーの稽古場で4月9日まで芝居をやっています。
タッパもない、電源も少ない、中で一風変わった空間が出来上がりました。
詳しくはこちらまでどうぞ。
http://www.t-echo.co.jp/