舞台照明屋雑記帳 舞台に私生活に。 思ったことを書いていこうと思っています。

Date: 2005/08/29(月)   Category: 現場日記
塩じゃないですよ〜
今回の芝居の1シーンに仲違いしている2人が数十年ぶりに会うシーンがあるのですが、
ここで相手を家に招いた方が、紅茶と砂糖を出すの時にちょっとした意地悪をします。
自分用には角砂糖をとり、相手には砂糖入れ(スプーンは使わず振って出すタイプ)に入った砂糖を渡しますがこれは中身が固まっていて出てきません。
自分はふつうに角砂糖をカップに入れますが、相手は中身が出ず、必死に容器を振っているのをニヤリと見ている場面です。
この砂糖入れは自分が使おうとして砂糖が出てこなくて苦労しているのが、前のシーンで出てくるので観客にもわかってもらえるはずなのですが、その芝居を覚えていない人が多いのか、
客席から「あれ、塩よ塩」などという呟きが聞こえてきます。
露骨な悪戯ではなく、ちょっと洒落っけのある意地悪と言うニュアンスの芝居なのですが観客に伝わらないと、少し寂しいですね